「506」で終了。「507」は発売予定なし

NTTドコモは、第二世代携帯電話サービスの主力機種「50X」シリーズについて、現行の「506シリーズ」で終了することを明らかにした。
ドコモ携帯の牽引役であったブランド「50x」がついに終焉を迎えることとなった。「ゴーマルサン」「ゴーマルニ」と言うだけで、ドコモの携帯と分かるくらい浸透したこの名前。EDWINよりも下手すりゃ認知されてたかも。
50xシリーズは、高価な端末ばかりだったにもかかわらず、飛ぶように売れていた。当時ハイエンドと位置づけられていたこの端末は、imodeで一気にブレイク。高いスペックをもっており、ドコモ=50xというほどのイメージだったに違いない。なぜなら、「ドコモの端末は高い」と昔は言われていたが、実はエントリーモデルの20x・25xシリーズもドコモのラインナップとしては用意されており、こちらは安価であったにもかかわらず、ドコモは高いと言われ続けた。それほど、50xシリーズはドコモの屋台骨だったのである。
FOMAが発売されてからも、「やっぱり50x」という認識が高かったのだろうか、50xシリーズは発売され続けた。しかし、FOMAブランドが浸透してきているので、ついに50xシリーズは姿を消す運びと相成ったわけだ。
なお、今後も20xシリーズは発売を続ける模様。エントリークラスに加え、コンセプトモデルがこの20xシリーズで供給され続けることとなるだろう。