シャープとソニー・エリクソン、FOMA開発で協業

シャープとソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズは11月29日、FOMA端末の開発について協業に合意したと発表した。
ついにソニエリも参戦!今までFOMAに参戦の素振りを見せなかったソニエリだが、本日ついに発表された。しかも、シャープとの協力体制ということだ。


今までソニエリがどうしてFOMAに参戦しなかったのか。完全にナゾだった。FOMAの技術がauに流れてしまうのをドコモが嫌ったため、との噂もあったが、真相はナゾであった。ともかく、507の開発中止が決定した以上、ソニエリがドコモで新端末を供給するには、FOMAに参戦するしかない。リボルバー式を育ててきた気負いもあるだろう。ソニエリFOMA参戦はドコモにとっても絶対条件だった。
さて、ソニエリとシャープが組むということの意味。昔からのNECパナソニック、三菱、富士通とは違い、シャープとソニエリは言ってみれば新参者である。その新参者が、現在ドコモで個性的な端末を供給し、現メーカーでは満たしきれないユーザーのニーズを汲み、もはやかかせないメーカーとなった。彼らがタッグを組むということは、さらに勢力を本気で伸ばそうとしてきているのではないか。現に、富士通顧客満足度最低。一方、シャープはトップ(こちらを参照)デンソー、ケンウッド、日本通信などなど、今まで多くのメーカーが消えていったが、メーカー再編成がおこなわれてしまうのか。