自己分析なんて…

冒頭にも書いたことだが、まず今始めるべきこととして、自己分析をしなさい、とのこと。己を知る、私とは何か、僕がしたいこと、俺のしてきたこと…と、自分を見つめ直して、じっくり分析しなければならない。
自己分析は、今や就職活動をするに当たっては必須のようである。自己分析の本も、どれを買ったらいいのか分からないくらいの量が本屋に陳列し、催眠術のように自己分析をしろと暗示をかけてくる。なぜ自己分析をせねばならないのか。自己分析をしなくても、行きたい企業に行かせてくださいよ。
とは言うものの、このご時世、しっかりと自分を分析していない人は企業さんがハネるらしい。でも、僕自身、自己分析なんかやれって言われない時代だったとしてもやったと思う。自分の歩んだ道と、これからの道を踏まえて、本当に何がしたいのかを考えることはごく自然なことだと思う。自分自身を見ないで企業の頭のてっぺんからつま先まで見ようとするなんてナンセンスだ、と思う。だから、自己分析はごく当然のことなのだと思う。


冒頭から自己分析に対して文句をブーブー言ってきたが、結局するのだ。それは自分自身が納得するためであって、それ以外の何者でもない。でも、会社に入れるように自分を分析する自分もやっぱりいたりするのである。それがなんとも悲しい。